ガンダム勉強会

夏は例年忙しさが軽減するので、勉強会も週1回を基本に開催している。

この夏は、遂に【1stガンダム43話】! 最初の数話で20代にも評判良く、連続開催となった。

自分にとってはシリーズものの最高傑作で「アニメバイブル」

演出とシナリオの教科書、安彦原画は絵の魅力をたっぷり堪能できる。

今では「文学作品」と位置付けている。でなければ45年もファンを魅了する事は出来ない。

セリフや映像の裏にある心情が色々と考察ができ、観るたびに発見がある。


「何故【1stガンダム】は特別なのか?」

以前はなかなかそれを言語化できないでいたが、今は本当に便利な時代になった。TouTubeはタイムマシンそのもので、必要な情報をすぐに取り出せる。ずんだもん・岡田斗司夫さんのチャンネルは大いに参考になっています。

「前回4話前後の解説をし、つづきの4話程を視聴」を繰り返し、今週は「再会、シャアとセイラ」まで進んだ。残り5話でやっと、本当にやっと「ニュータイプ」という言葉が出てきた!

あらためて、51話が43話に短縮された展開の速さを感じる。しかしそれは私にとっては心地良い。演技もしつこくないのが富野流!私は圧倒的にこちらが好きだ。


「人はそもそも孤独で、分かり合えるはずがない」

「皆それぞれに闇を抱えて生きている」

「出会いと別れ!は残酷なもの」

「劣化した親を見る辛さ」

特にアムロの母と父との今生の別れのシーンは、この年になって突き刺さるものがある。

サイド6では、いくつもの人間模様を同時に描く神がかった演出回だ。こんなとんでもない大河ドラマのような演出が出来るアニメ監督は、やはり唯一富野監督だけだろう。

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